人間を相手にした実験研究の場合には、データの統計処理が不可欠である。従来の 音声学や psycholinguistics に加え、英語(外国語)教育学も、既に実験科学と なってきているが、言語研究を行う大学・大学院では、多くの場合、統計学の教育 が提供されていない。実際、私自身、統計学の教育を受けていない。
そこで、統計学の知識がまったくない人を主な対象とした統計学の入門的な授業 (というか、勉強会?)を、ハンドアウト配布による講義形式で行った。