Harry Potter

    ハリー・ポッターの旅

      イギリスを旅行するといろいろなところでハリー・ポッターの世界に出会います。ここでは、映画のロケが
      行われた場所を中心に写真を並べてみました。ロケ現場だけでなく、ハリー・ポッター物語のイメージに
      近いと勝手に想像しているところも入っています。

    


ロンドン

[1]映画第1作の最初の方に出てきたロンドン・リージェント・パーク北側にあるロンドン動物園の爬虫類館の入り口。
[2]14世紀から続くリーデンフォール・マーケットは、第1作でハグリットがハリーをダイナゴン横町に案内する途中でちらりと登場した。
[3]グリンゴッツ銀行のモデルで、内部がロケに使われたストランドのオーストラリア・ハウス。
[4]ロケと関係ないが、映画で出てくるグリンゴッツ銀行に似ていると思ったチャリングクロス駅近くのビル。
[5]実際のキングス・クロス駅。
[6]キングス・クロス駅に隣接するセント・パンクラス駅。第2作のフォード・アングリアが空を飛ぶシーンはこのビルが背景。
[7]キングスクロス駅の9番線10番線はそのほかのプラットフォームとは違う建物にあり、このプレートはそのビルの入り口付近に掲げられている。
[8]映画で9と4分の3番線に行く柱は実際のホームでは4番線と5番線のプラットフォームの場所にある。


なお、第1作のDVDに付録として納められている未公開シーンではハリーとハグリットが地下鉄の中で話をする場面があるが、あの地下鉄はロンドンのセントラル・ライン(あるいはウォータールー・シティ・ライン)。

[1] ロンドン動物園爬虫類館                             [2] リーデンフォール・マーケット                        
  
  


[3] オーストラリア・ハウス                              [4]チャリングクロス駅近く官庁街のビル
   

[5] キングス・クロス・ステーション                          [6] セント・パンクラス・ステーション
   

[7] 9と4分の3番線?                                 [8] キングス・クロス・ステーション4番線
   


コッツウォルズ周辺

[9]〜[12]レイコック寺院は、ホグワーツの内部のロケに使われているチッペンハム近くの小さな村の古い寺院(の跡)。村全体がナショナルトラストによって管理されている。
[13][14]グロースター大聖堂は回廊が有名で、この回廊は第1作、第2作でホグワーツの廊下としてしばしば登場した。
[15]〜[18]オックスフォード大学のクライスト・チャーチは主に第1作で登場。グレート・ホールに通ずるこの階段は、ホグワーツにやってきた1年生をマクゴナガル先生が階段の上で待ち受けるシーンで使われた。グレート・ホールはロケで使われたわけではないが、ホグワーツの大広間のイメージとして使われているという。








[9] レイコック寺院外観                                  [10] レイコック寺院回廊
     

[11]レイコック寺院内部                   [12]レイコック寺院中庭
   

[13] グロースター大聖堂外観                            [14] グロースター大聖堂回廊
   

[15] オックスフォード・クライスト・チャーチ外観                   [16] クライストチャーチ中庭
   

[17] クライスト・チャーチ・グレート・ホールへの階段                 [18] クライスト・チャーチ・グレート・ホール

   



ヨークシャー〜ダラム〜ノーザンバーランド

[19][20]ヨークのシャンブルズはロケで使われたわけではないが、そのごちゃごちゃした狭い路地の雰囲気はダイアゴン横町のイメージによく合っている。1階の窓より2階の窓の方が、2階の窓より3階の窓の方が道路にせり出している。
[21][22]ノース・ヨークシャー・ムーアズ国立公園の中にある100年以上の歴史をもつゴースランド駅はホグワーツ特急の終着駅ホグズミートのロケに使われた。しばしば登場するが、第1作の終わりでハグリットがハリーたちをここで見送ったシーンが印象的である。現在はノース・ヨークシャー・ムーアズ鉄道がピッカリングとグロスモントの間で蒸気機関車を走らせている。
[23][24]ユネスコ世界文化遺産に登録されているダラム大聖堂もロケで使われている。[24]の回廊や中庭はしばしば登場している。
[25][26]ノーザーバーランドにあるアニック城(Alnwick Castle)は第1作の飛行訓練やクイデッィチの練習シーンで使われた。今でもノーザーバーランド公(Duke of Northumberland)が住んでおり、公開されるのは夏の間だけ。この城はイギリスではウインザー城に次ぐ大きさをもっており、映画「エリザベス」などでしばしば登場している。



[19] ヨーク・シャンブルズ                           [20] ヨーク・シャンブルズ
     

[21] ゴースランド・ステーション                             [22] ゴースランド・ステーション
   

[23] ダラム大聖堂外観                                 [24] ダラム大聖堂回廊
   

[25] アニック城                                      [26] アニック城
   




ハイランド

[27][28]グレンフィナン陸橋は世界最古のコンクリートの陸橋(高さ約30m)だが、第2作でフォード・アングリアがホグワーツ特急に追いかけられるシーン、第3作でディメンターに列車が止められるシーンはここでロケが行われた。フォートウイリアムからマレイグまでのほぼ中間地点に位置し、映画で列車の走行シーンなどはこの路線で撮影されている。
[29][30]第3作の多くのシーンがグレンコー、グレンフィナン、グレンネビスで撮影されている。
[31]シール湖(Loch Shiel)は第3作でしばしば登場している。ハリーがヒッポグリフに乗って湖の水面を飛行するシーンはおそらくこのシール湖で撮影されたと思われる。
[32]アイリーン・ドナン城はロケ地ではないが、スコットランドでもっとも見栄えよい城として写真によく登場する小さな城。海に通ずる湖に位置しており、その大きさは別としてホグワーツのイメージに合っているかもしれない。







[27] グレンフィナン陸橋                                [28] グレンフィナン陸橋
     

[29] グレンフィナン周辺                                [30] グレンフィナン周辺
   

[32] グレンフィナン陸橋から見たシール湖                     [32] アイリーン・ドナン城
   



おまけ

[33]作者J.K.ローリングはコッツウォルズ(サウス・グロースターシャー)にあるこの町の病院で生まれたという。
[34]作者は「ハリーポッターと賢者の石」をニコルソンズというレストランで書いた。エディンバラのニコルソン・ストリートとドラモンド・ストリートの交差点にあるこのレストランは、今は中華レストランとなっている。
[35]映画第2作ではブルーのフォード・アングリアが登場した。この写真のフォード・アングリアは映画で実際に使われたものではなく、グラスゴーの交通博物館に展示されているもの。後部座席にヘドウィックが乗っている。
[36]スコットランドのルイス島で1831年に発見された12世紀のチェス駒。映画の第1作でクリスマス休暇で家に帰るハーマイオーニーを前にしてハリーとロンが試合をしていた時の魔法使いのチェス駒として登場している。大英博物館とエディンバラのスコットランド国立博物館に所蔵されている国宝級の代物。ただし、これは大英博物館で売っているレプリカ。







[33] チッピング・ソドベリ                                [34] 元ニコルソンズ
     


[35] ブルーのフォード・アングリア                          [36] ルイスチェス駒
   



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