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  意味論、語用論
町田 健: 日本語語用論のしくみ シリーズ・日本語のしくみを探る (6) 日本語語用論のしくみ シリーズ・日本語のしくみを探る (6)
語用論をQ&A方式で紹介。予備知識のない人でもすんなり楽しめる。学部生必読。
   
東森 勲、吉村あき子: 関連性理論の新展開―認知とコミュニケーション (英語学モノグラフシリーズ21) 関連性理論の新展開―認知とコミュニケーション (英語学モノグラフシリーズ21)
『語用論への招待』で入門的な知識を身につけ、『ひとは発話をどう理解するか』で発展への橋渡しを終えた後、この本を読むのが良いと思います。入門的なことを押さえつつも、豊富な例文をもとに発展的な内容が随所に盛り込まれています(Carstonの研究など)。これがしっかり読みこなせれば、卒論の準備OKです!
今井 邦彦: 語用論への招待 語用論への招待
関連性理論で一番分かりやすい本は?と言われれば、間違いなくこの本です。言語学の学習経験がない人でも読めます! というのはちょっと大袈裟かもしれませんが、それくらい分かりやすい。(その分、そぎ落としている部分も多いので、これ1冊で全てが分かったつもりになってもらっては困りますが。)
ダイアン・ブレイクモア: ひとは発話をどう理解するか―関連性理論入門 ひとは発話をどう理解するか―関連性理論入門
最近、卒論で関連性理論を使ったものが見られるようになりましたが、それなら是非この本は読んでおいてほしいですね。ウィルソンとスペルベルのあの本(の訳本)より、こっちの方が絶対に分かりやすくて、本質を理解しやすい思います。
思考と発話  明示的伝達の語用論
とうとう出ました。カーストンの和訳。関連性理論で卒論を書く学生はぜったいに買って欲しいですね。
浅羽 亮一: 異文化理解の語用論―理論と実践 異文化理解の語用論―理論と実践
対人関係を良好に保つためにはひとはことばをどう使うのだろうか。また、文化によって違いがあるのだろうか。たとえば、日本人の謝罪の仕方や不賛成の意見の表わし方は、欧米人とどのように違うのだろうか。こうした異文化間におけることばの使い方の問題を理論と具体的な調査研究の両面から取り上げる。また、調査研究のためのデータ収集の手法も紹介する。 (「BOOK」データベースより)
国立国語研究所: 言語行動における「配慮」の諸相 (国立国語研究所報告) 言語行動における「配慮」の諸相 (国立国語研究所報告)
言語行動における「配慮」というテーマを分析の中心に据え、「表現」に至る前の意識や姿勢をも視野に含めて考えていく、アンケート・面接調査にもとづいた社会言語学的報告書。 (「MARC」データベースより) 卒論でこういった研究をやる学生は必読です。
滝浦 真人: 日本の敬語論 − ポライトネス理論からの再検討 日本の敬語論 − ポライトネス理論からの再検討
なぜこれほど多くの敬語論が存在するのか、そもそも敬語とは何か。本書で見いだそうとしたのは、このような問いへの答えである。日本敬語論の歴史を一つの思想史として包括的に捉え直し、これからの展望を示した意欲作。(「BOOK」データベースより)
井出 祥子: わきまえの語用論 わきまえの語用論
西洋の言語理論ではなく、日本の語用論を捉える独自の理論を展開。井出先生の集大成的な著書。
滝浦 真人: ポライトネス入門 滝ポライトネス入門
学部生でも一人で読めるほど平易に書かれているにもかかわらず、内容は非常に充実している。ポライトネス理論の概説書は意外と少ないなか、本書は非常にすぐれた概説書になっている。卒論でポライトネスをやるなら、必読!必買!
唐須教光(編): 開放系言語学への招待―文化・認知・コミュニケーション
開放系言語学への招待―文化・認知・コミュニケーション
人間のコミュニケーションという大局的な視点から言語を捉え直している優れた概説書。形式と意味/言語と文化相同性/言語とコンテクスト/言語と身体性/助言のディスコース/スモールトーク/スポーツ・コメンタリー/教室のディスコースなど、実に幅広い領域をカバーしており、編者の研究領域の幅広さが反映されている。(分担執筆者の多くは氏に教えをうけた研究者であり、非公式ながら慶應義塾大学退職記念論文集といった側面もある。)
砂川 有里子: 文法と談話の接点―日本語の談話における主題展開機能の研究
砂川 有里子: 文法と談話の接点―日本語の談話における主題展開機能の研究
ポリー・ザトラウスキー: 日本語の談話の構造分析―勧誘のストラテジーの考察 (日本語研究叢書 (5))
ポリー・ザトラウスキー: 日本語の談話の構造分析―勧誘のストラテジーの考察 (日本語研究叢書 (5))
泉子・K・メイナード: 談話分析の可能性―理論・方法・日本語の表現性
泉子・K・メイナード: 談話分析の可能性―理論・方法・日本語の表現性
泉子・K. メイナード: 談話言語学―日本語のディスコースを創造する構成・レトリック・ストラテジーの研究
泉子・K. メイナード: 談話言語学―日本語のディスコースを創造する構成・レトリック・ストラテジーの研究
ヘレン スペンサー=オーティー: 異文化理解の語用論―理論と実践
ヘレン スペンサー=オーティー: 異文化理解の語用論―理論と実践
瀬戸 賢一: 日本語のレトリック―文章表現の技法 (岩波ジュニア新書)
瀬戸 賢一: 日本語のレトリック―文章表現の技法 (岩波ジュニア新書)
: 入門 語用論研究―理論と応用
入門 語用論研究―理論と応用
坂本 ナンシー: 異文化との出会い・誤解・理解 Polite fictions in collision: Why Japanese and Americans seem rude to each other
デボラ タネン: わかりあえる理由(わけ) わかりあえない理由(わけ)―男と女が傷つけあわないための口のきき方8章 (講談社プラスアルファ文庫)
デボラ タネン: わかりあえる理由(わけ) わかりあえない理由(わけ)―男と女が傷つけあわないための口のきき方8章 (講談社プラスアルファ文庫)
大杉 邦三: 英語の敬意表現―Deferential English
大杉 邦三: 英語の敬意表現―Deferential English
 

日本語、どうでしょう?〜揺れる意味編
潟lットアドバンス


 
 

理想の国語辞典
国広 哲弥



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