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  新書、啓蒙書
日本語(コトバ)って面白いなぁ!と思わせてくれる良書です。ただ、これをキッカケに興味を持つのは良いのですが、これが卒論だと勘違いしないでください! 卒論は決して「トリビアの泉」や「ジャポニカロゴス」のようなエンターテインメントではありません。以下の本を書くためにも、非常に緻密で深い調査・研究を要した(であろう)ものも存在します。あまりに分かりやすく、面白く書かれているため、「日本語学で卒論書くのって簡単そう!」なんて思われるのが心配です。
金田一 秀穂: ふしぎ日本語ゼミナール (生活人新書) 金田一 秀穂: ふしぎ日本語ゼミナール (生活人新書)
最近よくお見かけしますね。もうすっかりスターって感じ(笑) 2006年出版。
有吉 忠行: 敬語練習帳―いちばん問題な日本語
有吉 忠行: 敬語練習帳―いちばん問題な日本語
私も敬語なんて自信ないのですが、就職活動前にしっかりと身につけた方がいいですよ!
北原 保雄: 問題な日本語―どこがおかしい?何がおかしい? 北原 保雄: 問題な日本語―どこがおかしい?何がおかしい?
読むと興味が持てますよ。ベストセラーですから。ただし、これを読んで「勉強した」という気分になって満足しないで下さい。あくまでもスタートラインに立っただけです。興味を持ったことについて自分で調べ始める.......それが大学の勉強です。
北原 保雄: 続弾!問題な日本語―何が気になる?どうして気になる? 北原 保雄: 続弾!問題な日本語―何が気になる?どうして気になる?
北原 保雄: 問題な日本語その3
北原 保雄: 問題な日本語その3
北原 保雄: かなり役立つ日本語ドリル―問題な日本語番外
北原 保雄: かなり役立つ日本語ドリル―問題な日本語番外
北原 保雄: [問題な日本語番外] かなり役立つ日本語ドリル2
鈴木 孝夫: ことばと文化 (岩波新書) 鈴木 孝夫: ことばと文化 (岩波新書)
古典的名著です。古典的なんて言うと失礼なくらい、今でも新鮮な事実の数々が、名人芸的な語り口調で綴られています。
小駒 勝美: 漢字は日本語である (新潮新書 253)
小駒 勝美: 漢字は日本語である (新潮新書 253)
早坂 隆: 『世界の日本人ジョーク集』 早坂 隆: 『世界の日本人ジョーク集』
短絡的で表面的で幼稚な比較文化論を勧めるわけではないですが、やっぱり面白いものは面白いです。また、短絡的で表面的な「ゲラゲラ笑い」ではなく、真の知性と教養に基づいた「クスリ笑い」を味わうには良いでしょう。
金谷 武洋: 日本語に主語はいらない―百年の誤謬を正す (講談社選書メチエ)

金谷 武洋: 日本語に主語はいらない―百年の誤謬を正す (講談社選書メチエ)

金谷 武洋: 英語にも主語はなかった 日本語文法から言語千年史へ
金谷 武洋: 英語にも主語はなかった 日本語文法から言語千年史へ
井上 史雄: 日本語ウォッチング (岩波新書)
井上 史雄: 日本語ウォッチング (岩波新書)
井上 史雄: 変わる方言動く標準語 (ちくま新書 642)
井上 史雄: 変わる方言動く標準語 (ちくま新書 642)
井上 史雄: 日本語は年速一キロで動く (講談社現代新書)
井上 史雄: 日本語は年速一キロで動く (講談社現代新書)
加賀野井 秀一: 日本語は進化する―情意表現から論理表現へ (NHKブックス)
加賀野井 秀一: 日本語は進化する―情意表現から論理表現へ (NHKブックス)
見崎 鉄: Jポップの日本語―歌詞論
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にほん再発見研究会: 日本人が意外と知らないにほんの話 にほん再発見研究会: 日本人が意外と知らないにほんの話
蛇蔵&海野凪子: 日本人の知らない日本語 蛇蔵&海野凪子: 日本人の知らない日本語
蛇蔵: 日本人の知らない日本語2 蛇蔵: 日本人の知らない日本語2

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: いつのまにか大恥をかいている「ああ勘違い」の日本語345 (角川文庫) いつのまにか大恥をかいている「ああ勘違い」の日本語345 (角川文庫)
成清 良孝: 間違うと恥をかく日本語小辞典―勘違い・誤用・早トチリ…間違いやすい言葉の正しい使い方 成清 良孝: 間違うと恥をかく日本語小辞典―勘違い・誤用・早トチリ…間違いやすい言葉の正しい使い方
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