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授業関連情報
 
 
物流政策論 今橋隆


く講義概要>
 
日本の物流は、戦後復興、高度成長、生活水準の向上など、その時代にふさわしい社会的要求に合わせて発展を遂げてきた。しかし、バブル崩壊後の景気後退局面では、輸送量の伸び悩みや企業経営の悪化に岬吟している。同時に、遅ればせながらも本格化しつつある交通政策の規制撤廃は、競争激化や費用構成の変化をもたらしている。本講義では、こうした物流をめぐる諸課題につき、企業経営と物流政策の関連を基軸に考察する。全体は2つの部分から構成される。まず、教師が上記の問題意識に基づき、ミクロ経済学的基礎と物流事情について講義する。つぎに、受講者が希望の領域に近い英文詩文を分担して報告する。論文を当初2、3回の講義で回覧した上での決定となる。単位の認定を希望する場合、かならず報告すること。

<専門領域>
 
交通論、物流経済、規制の経済学

<研究テーマ>
 
道路財源政策、社会資本整備における規制撤廃

<主要研究業績>
 「規制改革と補助に関する再検討」「交通学研究」第41巻、1998年
 「物流事業者のパフォーマンスに関する荷主の評価」「運輸政策研究」第2号、1998年
 「条件変化にさらされる道路整備のあり方」「高速道路と自動車」第40巻第9号、1997年


 なお、2000年度分につきましては、3月末までに掲示させていただきます。