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授業関連情報
 
 
マーケティング・リサーチ論 木戸茂


講義概要>
 マーケティング論で習得したマーケティング知識を活用した意思決定の手段としてのマーケティング・リサーチの実践プロセスを理解・習得することが講義の狙いである。
授業ではマーケティング・リサーチの概論として調査手法とその適用事例の紹介を行い、マーケティング課題をいかにしてマーケティング・リサーチの課題に翻訳するかを討議し、マーケティング・リサーチの実践プロセスの理解・習得のため簡単な調査設計・調査実施のグループ演習を行う。統計的データ処理・分析については講義とコンピュータ実習を併用する。評価は講義の主要テーマ毎に提出されたレポートを平常点とし、最終試験は具体的なマーケティング課題に対する調査設計、データ処理・分析を提案するリサーチ・プロポーザル形式のレポートの提出とする。
 以下は、講義の主要テーマである。

 第1部:マーケティング・リサーチ概論
 第2部:マーケティング・リサーチの設計と計画立案
 第3部:マーケティング・リサーチのための統計学的基礎と応用
 第4部:マーケティング・リサーチのための高度分析手法

 教科書、参考文献及ぴ、教材は適宜、配布または指定する。

<専門領域>
 マーケティング論、マーケティング・リサーチ論、広告コミュニケーション論

<研究テーマ>
 ブランド・エクイティと広告効果の測定に関する研究、広告計画の最適化モデルの研究

<主要研究業績>
 「日本型ブランド・エクイティ概念の測定」青木幸弘・陶出計介・中田善啓編著『戦略的ブランド管理の展開』、中央経済社(1996)。
 「ブランド構築と広告の蓄積効果」青木幸弘・小川孔輔・亀井昭宏・田中洋編著『最新ブランド・マネージメント体系:理論から広告戦略まで』、日経広告研究所:日本経済新聞社(1997)。
 「ブランドの長期的成果と広告サポートの関係上「消費者行動研究』、Vol.5、No.1、33-52(1998)。



 なお、2000年度分につきましては、3月末までに掲示させていただきます。