田澤実研究室(学部ゼミ)
About the Laboratory
- 田澤ゼミでは、「心理」「教育」「地域」などに関連することを幅広く扱っています。
- ゼミ生はそれぞれ探究テーマを定めて、先行研究を読み、調査をして、研究論文にまとめていきます。
- パソコン教室を利用して、Excel、統計ソフト、テキストマイニングソフトを使った分析などを学びます。まとめた研究は、学内の懸賞論文や学外のコンペ等に挑戦しています。
2022年度
2020年度
Seminars
担当教員について
- 田澤 実
- 法政大学キャリアデザイン学部 教授
- 博士(心理学)
- 専攻は教育心理学、生涯発達心理学
- 個人HP
ゼミの進め方(※受講者と話し合いながら調整します)
2年秋学期
- 自分の探究テーマを定めるにあたり、どのようなキーワードで説明ができるか継続的に探していきます。
- 新聞、図書、論文、白書など複数の資料について検索の仕方を学びます。「自分で調べる技術」は必ず役立つ技術です。
- 途中経過も含め、ゼミ生同士でそれぞれの探究テーマを共有していきます。
- ここでの発表を参考にしながら、教員がそのゼミ生の発表資料を決めます。
- ゼミ生全員が毎週それぞれの資料を読み込みます。ゼミ生はそれぞれ自分の関心事に近いテーマの資料で発表し、ディスカッションします。
3年春学期
- 共同調査を行います。テーマはゼミ生の関心事に基づいて決めていきます。
- 「量的調査」または「質的調査」を行い、最後に論文として仕上げます。
- 「問いの設定⇒ 先行研究の収集⇒データ収集と分析⇒論文執筆」という一連の流れを経験します。
- 法政大学の懸賞論文や学外のコンペなどに挑戦しています(結果は佳作や入選など)。
3年秋学期
- 個人研究を行います。それぞれ個人の探究テーマを徹底的に調べていきます。
- 3年の終わり(1月)までにゼミ論(レビュー論文)の骨子を作成します。
- なお、3、4年合同で授業をする回があります。
4年春学期・秋学期
- 卒業論文を執筆します。
- 「量的調査」または「質的調査」を用いて自分でデータを収集し、分析します。
Research Themes
3年ゼミの共同研究:テーマ例
- 「どのような学生がキャリアセンターを利用しないのか」(2012年度)
- 「大学生における職業興味の理由づけ」(2013年度)
- 「保護者のかかわりと大学生のキャリア意識」(2014年度)
- 「県人寮の役割と機能 ~Uターン就職を促しているのか?~」(2015年度)
- 「大学の学部案内の構造~法政大学を事例としたテキストマイニング分析~」(2016年度)
- 「大学における障害学生に対する情報公開はどこまで進んだのか?~障害者差別解消法の導入に伴って~」(2016年度)
- 「体育会学生の時間的展望がキャリア意識に与える影響」(2017年度)
- 「併願受験経験者の学部選択プロセス-法政大学を事例にして-」(2018年度)
- 「学校における読書活動の推進が五教科に対する自信に与える影響」(2019年度)
- 「オンライン授業時におけるバーチャル背景の利用に対する評価―大学生を対象にした量的調査―」(2021年度)
- 「リラクゼーションドリンク購入者における満足度の関連要因」(2022年度)
4年卒論:テーマ例
- 「子どもの貧困と高校中退~荷揚げ派遣労働者に対するライフライン法を用いたインタビュー調査より~」
- 「発達障害およびグレーゾーンの若者支援~地域若者サポートステーションのスクール型学び直し事業より~」
- 「東京六大学硬式野球部員の就職活動プロセス~野球継続か引退かの将来設計について~」
- 「女性の社会進出におけるジレンマ」
- 「ボクサーのレジリエンス」
- 「森林保全と所有者不明土地問題~東京都奥多摩町を事例にして~」
- 「小中学生のスマートフォンの利用頻度と精神的健康度」
- 「幼少期の野外体験活動から見る、“自分らしさ”を発揮できる人材の育成方法」
- 「若者の投票行動と社会的関心に基づく主権者教育のあり方」