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法政大学大学院 環境マネジメント研究科

カリキュラム
授業の目的・概要

共通基礎科目 環境経営プログラム 地域環境共生プログラム 国際環境協力プログラム 各プログラム共通選択科目


環境法概論

環境マネジメントに携わる方々に、環境法の知識は必須です。環境法の知識がなければ、コンプライアンスに反します。この授業では、環境問題を民事法、行政法、国際法の3つの観点から、法律になじみのない方にもわかりやすく説明します。

永野 秀雄・井上 秀典・幡 雅男

環境経済学概論

環境経済学の基礎学習では馴染む程度が少ないとみられるゲーム理論をもとに環境問題を考えていきます。 そこでは具体例を挙げながら、個人、企業、国などのプレーヤーの置かれている状況や行動を明示的に記述し、 解の性質などを調べ、対策のインプリケーションを探ります。

國則 守生・松村 敏弘

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環境経済学演習

環境問題を経済学の立場からどのように理解し、対処すれば良いのかに関して考える演習とします。とくに、環境マネジメントを定性的だけでなく定量的に論ずる際に重要となる具体的な問題(例えば,外部性の捉え方など)について議論します。

國則 守生

インベスター・リレーションズ論

IRは企業が既存および潜在的な投資家に対し投資判断に必要な企業情報を迅速、公平かつ持続的に提供する活動です。IRの基礎から応用までを研究し、さまざまな実務的な諸課題を検討するとともに、その分野でのプロフェショナルの役割を知り、IR活動の効果測定などを論じます。

上田 武

環境経営論

企業の持続可能性を確保するうえで地球環境問題に対する環境経営の重要性がますます高まっています。株主、顧客、従業員、地域住民、サプライヤー、投資家、マスコミなどさまざまなステークホルダーを考慮しつつ、環境経営の戦略的な課題を議論します。

堀内 行蔵

マーケティング特講

マーケティング課題解決のための市場調査の実践プロセスを理解・習得します。マーケティングに関する知識を前提に、マーケティング・モデルや調査手法などについての解説と、具体的な事例についての調査の設計・実施、パソコンによる高度な統計解析の演習を行います。

木戸 茂

環境管理論

利害関係者と共通の価値観創造を背景とした、トップ方針を展開させる戦略的環境経営計画の推進・改善・向上に必要とされるさまざまな環境管理要素とその有機的な繋がり等を実践的に学習します。環境経営・管理のあり方を考えるとともに、そのための人材育成についても議論します。

向井 常雄

環境会計論

We study the basic concepts of EA and link environmental cost and benefit to core indicators of general management. Using case studies, we practice EA for companies and products and hence grow skills required to evaluate the effectiveness of Environmental Management Systems.

クロード・パトリック・シーゲンターラー

環境経営事例研究

本講座は環境マネジメントを推進してゆく人材を養成してゆくための基礎講座で、第一線で活躍している専門家(環境政策、環境経営、環境技術その他)がオムニバス形式で講義を行います。試験修了者に環境プランナーの資格取得が結びつくよう構成されています。

海野 みづえ

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環境社会論

地方自治体、NPO・NGO、市民活動といった環境保全や環境問題の緩和・解決の担い手に求められている技術の一つは、「自分で調べる」力だと思います。この講義では、社会調査の基本的な方法論への理解を深めた上で、環境社会学の諸アプローチとの関係性について検討していきたいと思います。

西城戸 誠

自治体政策研究

この講義は、自治体政策の基本的かつ共通テーマである行政需要、行政計画、説明責任、市民参加、NPOとの関係などを検討し政策型思考を学びます。また政策論議に慣れるために、自治体環境政策のケースについても討論を行う予定です。

小島 聡

環境政策法務と条例

地方分権改革を受けて自治体の政策法務の重要性が高まるなか、環境政策においても多様な対応がなされています。その中から、条例に関する政策法務の具体的事例などを取り上げて、自治体の環境政策を議論します。

安部 慶三

自然環境共生研究

環境問題の原点は、ヒトによる自然環境の改変にあります。あふれかえる人口、大規模化する開発、我々の日々の生活と自然環境をどう折り合いをつけていくか、身近な問題から地球規模の問題まで様々なテーマについて考えていきます。

菊地 邦雄

都市デザイン特論

新世紀の都市は地球環境問題と人口減少社会の到来に対応し、持続可能な発展を目指すことが重要です。本講義ではそれぞれの地域や都市が過去有していた歴史遺産を継承し、自然資源をフルに活かしたグランドデザインを描き、再構築のための手法を学びます。

高橋 賢一

地域環境文化研究

伝統文化遺産を活かした環境調和型の地域形成に資する概念として注目が高まっている「文化的景観」について考察したいと思っています。それは自然と人間の共生関係を示す景観を指し、景観を、(無形の精神文化も含めて)土地における暮らしの伝統総体の生きた表現とみる考え方です。

梶 裕史

地域環境史研究

本講義では、人間と環境とのかかわりを歴史的に検証し、環境対応へのメカニズムや先人の人知を探っていきます。そのために、主として近世日本の自然や都市にかかわる環境史料の読解・分析を通じて、地域に即した環境問題解決のあり方を検討します。

根崎 光男

地域環境事例演習

地域環境についてのフィールド調査に参加し、実証研究の能力を獲得することを目的とします。そのために、調査企画と事前研究、夏期のフィールド・スタディ、その後のレポート作成・プレゼンテーション等の課題があります。

菊地 邦雄・小島 聡・田中 勉・梶 裕史・西城戸 誠

ファシリテーション演習

環境マネジメントの諸側面で、市民、住民、社員などの主体的な参加が求められる時代となっています。そのための「参加型の場づくり」を担う「ファリシテーター」に必要とされる基礎技術を、現場でのワークショップ形式にて集中的に学習します。

中野 民夫

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国際法

少数民族弾圧、内戦、飢餓、独裁的開発計画に基づく土地の収奪、環境破壊などさまざまな事情によって生ずる大量の人の移動を構造的に捉え、その移動がもたらす地域経済破壊や環境破壊に焦点をおいて、それらに関する国際社会の法的対応を考察します。

本間 浩

開発経済論

開発途上国が中進国、先進国へと発展するためには何が必要であるかという課題について、さまざまな理論的枠組みとその変遷を学びます。また具体的にアジアの工業化について技術移転、裾野産業などの観点からも学びます。

馬場 敏幸

国際環境法

地球環境問題を中心に、国際法が問題解決のためにどのような役割を果たしてきているのかを検討するとともに、環境関連の条約や慣習国際法を分析することによって、国際環境法の構造を明らかにし、その本質を追究します。

井上 秀典

国際協力論I

開発途上国に対する支援の理念・戦略・アプローチの変遷を歴史的に概観し、それぞれの意義と限界を、具体的な事例を取り上げながらディスカッションします。とくに近年の国際援助潮流(参加、貧困緩和、グッド・ガバナンスなど)の理解と批判的検討に努めます。

下村 恭民

国際協力論II

開発途上国に対する支援の担い手と国際的な仕組みについて、実務・理論の二つの角度から考察し、その意義と限界を、具体的な事例を取り上げながらディスカッションします。日本の支援の特色と課題について、標準的な論議で見落とされた点も含め詳細に検討します。

下村 恭民

地球環境問題特論

社会科学系であっても、環境をテーマとする以上、基礎的な環境科学の知識は必須です。ここでは、高等学校の理科の知識を前提とし、水質、大気、感覚公害、オゾン層破壊、気候変動、酸性雨、淡水資源等についての科学的側面を講じます。

藤倉 良

国際環境評価事例研究

ODAによる環境プロジェクトの課題を、現状をレビューしながら整理します。また、ODAによるインフラプロジェクトの環境配慮について、問題点の整理を行いつつ、ドナーの役割、環境配慮のありうるべき姿などについて考察します。

藤倉 良

国際NGO・NPO論

地域コミュニティから国際社会まで、さまざまな場で活躍するNGOやNPOの実例をもとに、非政府・非営利セクターが社会の問題解決や「共益」に象徴される新しい価値の創造において何を達成し、どのような課題を抱えているのかについて考えます。

長畑 誠

社会開発事例研究

社会開発を「人々が能力を高め、自らの意志で貧困から脱してゆくための環境整備の支援」と捉え、貧困問題、教育、保健などの各セクターの開発理論、課題などを学ぶとともに、国際機関等の資料や学生の発表・討議などを通じて、社会開発の理解・知識を深めます。

吉田 秀美

国際環境協力事例演習A

教員と学生によって構成するチームが円借款などによる援助案件の実施に参画し、政策提言を行います。この試みを通じて、経済協力の進め方を実体験でき、開発途上国が直面する問題や環境問題の複雑さを現地で実感できます。

藤倉 良

国際環境協力事例演習B

この演習では、可能な限り、途上国支援の現場に行き、貧困軽減と環境保全、事業効果の評価などを行ないます。異文化への好奇心、体力、語学力のある方の履修を期待します。

不破 吉太郎

国際環境協力事例演習C

過去3年間、国際協力銀行からの事業評価を受託し、現地実査を含め、教員と院生が一体となって実施することによって、実務経験を通じた理論の習得に努めてきました。新年度に向けて、貧困緩和と環境保全の両立の具体的な事業計画づくりを受託すべく努力しています。

下村 恭民

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地球環境政治論

地球環境問題をめぐる国際合意の仕組みとダイナミズムを理解し、持続可能な発展のためのグローバル・ガバナンスのあり方を考えます。そのために、地球環境政治の事例研究、アクター、グローバル・ガバナンス論などの関係分野を学びます。

横田 匡紀

環境行政法

日本の環境関連法は、行政による所管別の産業立法的な性格から、また生命・健康を保護する規制から、環境質の改善と環境容量の管理を目指した新しい方向へ転換しつつあります。それを支える市民社会の役割を含めて、具体的な視点からそれらの特色や課題などを検討します。

小幡 雅男

環境私法

この授業は、私人間の環境紛争(企業vs.周辺住民等)を、法がどのように解決しているのかについて、不法行為法の基礎理論から環境訴訟への応用を中心に学びます。また、環境監査と法の関係や、環境コンサルタントの法的責任など、新しい問題も扱います。

永野 秀雄

環境資源・エネルギー政策論

エネルギーの発生と輸送、エネルギーと環境負荷、地球温暖化、長期的なエネルギー展望のもとでの官民のエネルギー利用対策など、エネルギーにかかわる諸事項を議論し、環境と親和性のある持続可能なエネルギー利用政策のあり方を考えます。

菊地 昌廣

公共経済論

ミクロ経済学、厚生経済学の観点から市場メカニズムを補完するものとして公的部門を捉え、どうして公的活動が認められているのか、その際どのような役割が期待され、その最適な規模や範囲はどのように考えることができるのかなどについて議論します。

加藤 裕己

費用便益分析

完全競争市場の理論にもとづいて経済活動を分析・評価する費用便益分析の基本的な考え方と、観察されるデータを利用して、政策の効果を分析する具体的手法を学び、費用便益分析を適用するために必要とされる基本的な知識をマスターすることを目指します。

川俣 雅弘

環境思想

「脅威」「恐れ」「畏れ」などの情動(例えば「生命への畏敬」「センス・オブ・ワンダー」「恐れに基づく発見術」など)に注目し、環境思想に関するいくつかの考え方やその基底をなしている哲学的考察から、地球環境問題を思想・哲学の面から議論します。

御子柴 善之

環境健康論

生活環境における重要な関心事項である健康問題について、学問的背景を研究することを目的とします。医学・生理学的分野の知識を基盤として、身体機能に関する幅広く正確な知識を習得し、健康増進・リハビリテーション等の社会的ニーズに対する実践について検討します。

日浦 幹夫

数理モデル概論

環境問題は複雑な要因が絡み合って生起する複雑な問題です。本科目では現象を科学的に分析し予測を行うための方法について研究します。モデル化の考え方について学び、さらにそれに基づいたシミュレーションなどを体験する予定です。

松本 倫明・渡邊 誠

英文レポーティング

The aim of this course is to learn skills needed to write effective reports in English, focusing on Environmental Management. The course will teach appropriate English grammar, show how to write sentences and paragraphs in a clear and accurate style, and how to present this information in reports and verbal presentations.

イアン・マクタガート

環境マネジメント演習

この演習は、主として修士論文・政策研究論文の作成とそのための準備を目的にした演習であり、環境マネジメント研究科で定期的な論文指導を希望する者を対象とします。

専任・客員教員

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